対ドルの通貨高状態は日本だけでなくアジア全体に飛び火

通貨戦争は自国の通貨を他国の通貨に対して円安にするという競争です。

そして、2010年6月頃からアメリカドルは日本円に対して「ドル安円高」状態を保っています。

 ◆対ドルの円相場
対ドルの円相場

つまり、日本はアメリカに対して、通貨戦争では負けている状態が続いているということです。

では、日本以外の国ではどうなのでしょうか?

実は、アメリカのドルは世界中のお金に対してドルを下げようとしています。

とりわけ、アメリカドルに対して今上がっているのは、以下のようなアジアの国々のお金です。

  • マレーシア・リンギット
  • シンガポール・ドル
  • タイ・バーツ
  • インド・ルピー
  • 韓国・ウォン

アメリカのドルは世界で一番流通している通貨です。

そのため、ドル安の影響でアジア各国の通貨の価値が上昇しているのです。

各国はそれぞれ金融緩和や為替介入をして、自国の通貨の価値を下げようとしています。

しかし、アメリカがどんどんドルを刷っていく(金融緩和)ので、ドルが安くなり、その結果、ドル以外の通貨の価値が上がっていくのです。

今、通貨戦争は世界各地に広がっているのです。

金融緩和が引き起こす暗い影に続く »

  
  
  
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