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好きなことで起業した人は資金繰りなどのノウハウがない人がほとんどです。
ただ一生懸命に肉体労働(ただひたすら働く)をします。
肉体労働はサービス業なので、粗利が8〜9割と高くなりますが、とにかく忙しく働き続けます。
こういう人は資金繰りが後回しになる典型的なパターンです。
資金繰りが後回しになるとは、後払いの仕事ばかり受けてしまうということです。
たとえば、デザイナーだったらデザインを仕上げるのに3ヶ月かかったとします。
でも、その苦労を分からない発注した会社が「30万円でいいだろう」と言ってきます。つまり1ヶ月10万円という低賃金労働です。
しかも、この30万円が納品後の後払いなら、仕事開始から納品まで3ヶ月の間、無報酬で働いているのと同じです。
でも、この30万円を前払いでもらっていたなら、この3ヶ月間をこの30万円でやりくりしながら生活できます。
最悪なパターンとしては、後払いのため3ヶ月ものあいだ無報酬で働いて、他のことを一切手を付けられないにもかかわらず、納品できた時には「資金繰りがちょっときついんで、3回に分けてくれないか。」とか、「ちょっとこれは高いんじゃないの。もっと安くして。」と言われ、泣かされてしまうことです。
また、提案書ばかり出させられた揚げ句、いつになっても仕事をもらえないというパターンもあります。
こういうことがあるので、好きなことで起業して肉体労働している人が学ばなくてはいけないことは、現金をどうやって活用するかという資金繰りの問題です。
「後払いじゃなくて、前金でお願いします。」と言うぐらいの強い交渉力が必要です。
全額前金でもらえなくても、「着手金として半額は前払いでお願いします。」くらいは言えるような交渉力を持ちたいものです。
強い交渉力を持つには、自分の仕事に対する圧倒的な自信も必要になります。
起業当初はまずキャッシュを追うに続く »