市場規模は小さくても、粗利が大きいところからスタートする

下の図を見て下さい。左が「粗利益率」、下が「市場規模」です。

資金繰りが上手くいく起業・開業・独立の4つのステップ

多くの人はステップ1から始めず、ステップ2の市場規模が大きいところからスタートしようとします。

しかし、ここは粗利が少ないですし、市場規模が大きいということは競合も多いということなので、資金繰りが悪くなります。

つまり、ステップ2からはじめると借金しないとやっていけない「借金ビジネスモデル」になってしまう可能性が大なのです。

そうならないためにも、最初は市場規模は小さくても、粗利が大きいステップ1から始めます。

起業当初はまずキャッシュ(現金)を追うでも説明しましたが、起業の第1段階で重視すべきことは、粗利の高いビジネスを探すことです。粗利7〜8割のビジネスを探すことに専念します。

まずは、お金が出ていくのではなく、お金が入ってくるビジネスモデルを構築するのです。

すると、その入ってきたお金(キャッシュ・現金)がガソリンの役割をし、どんどんビジネスが良い方向へと回っていきます。

ステップ1 ひとりで資本を築く

ステップ1の粗利が高いビジネスの代表がサービス業です。

たとえば、メイクアップアーティストやカメラマン。

つまり、元手はあまりかからないけど、1日5万円くらいもらえるビジネスです。

名前が売れてくれば1日10万もらえることもあるでしょう。

リフォーム業も1人でやっている分には、自分でトンカチでトントンすれば、ほとんど自分の収入になるので粗利が高いです。

あとは、最近では情報起業というものがあります。自分の持っているノウハウをPDFでダウンロード販売するビジネスです。

情報起業は元手がほとんどかからず、自分の脳みその中にあるものをPDFにまとめるだけなので、ほとんどが利益になります。

このステップ1の段階は、基本的にひとりで資本を築くようにします。

そういう意味では、まさに馬車馬のように働く肉体労働の段階です。

この段階で人と雇ってしまうと、1日5万円もらえても、自分の取り分は雇った人数の分だけ減ってしまうので、粗利益率が悪くなるからです。

ステップ1で頑張ってお金を貯めたら、次はステップ2です。

ステップ2 1人ビジネスから複数ビジネスへ

ステップ2は市場は大きいですが、競合も増え、どうしても粗利が低くなります。

そこで、会社を作って人と雇って、市場規模の大きさに対応したり、他企業とタイアップするなどして、粗利益の低さをカバーしていきます。

このステップ2である程度の結果が出せたら、次はステップ3です。

ステップ3 ブランド化によって市場も粗利も高いところへ

ステップ3では大きな市場に対して、粗利が高い商品を自社開発して販売していきます。

しかし、ブランドが確立していないと、なかなか認知されず売れません。

ですから、ステップ3ではブランドの確立を目指します。

半年で100人の顧客獲得を目指すに続く »

  
  
  
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